■青山高原ツーリング(2006/10/22 Sunday)
本格的に県道ツーリングを始めようかと思った矢先に転倒して大怪我して意気消沈…
しかしそんな逆境を乗り越えて私は目醒めたのだ。…などと偉そうに言ってるが、別に大それたことではない。
route
三重県 1伊賀町余野公園(r4) 2伊賀町柘植(r4-R25-r677-r668) 3関町(r668-蝙蝠峠)
      4大山田村(r668-R163-高良城林道) 5美里村(高良城林道) 6久居市(高良城林道-r512)
      7久居榊原風力発電所(r512) 8白山町(青山高原)(r512) 9青山町(r512)
      10白山町(r512-r755-r670-r29) 11青山町(布引峠-青山リゾート-r755) 12美杉村(r755-桜峠)
      13青山町(r39-r29-R165-r2) 14大山田村(r2-R163-r2) 15伊賀町(r2-r146-R25-r4) 16余野公園
走行距離116.32KM
最高速度63.5km/h
所要時間4:32'25
comment
堺市を出て、天理市から名阪国道を車で走らせる事3時間。11時に三重県伊賀町へと到着。
1年ぶりの遠征ツーリングのスタート地点を決める。
路駐違反に引っかかると痛いので、手頃な公園を探してそこに置いとくことにした。その公園の名は余野公園。
ちなみに余野公園は、わずか100M北上すると滋賀県甲賀町という、県境に位置する公園である。
1:余野公園は三重県と滋賀県の県境にある2:R25とr677の交差点。案内標識はない。3:今から行くr677。おいおいと言いたくなる。
写真2は、柘植のR25とr677の交差点である。センターラインがあるのが非名阪(R25)で、大阪方面を向いて撮影している。
この左側が今から進むr677。案内看板といったものは何も見受けられなかった。果たしてr677なのか、いきなり『勘』だけが頼りとなる。
まあ、結局正解だったのだが…

写真3は、写真2の左側を撮った図。誰が県道だと思うのか。
ちなみにシエンタがここを堂々と進入していくのを見かけたのだが、つわものもいるもんだ。


4:r677の基本幅員。
 ちなみに前方の高架は名阪国道。

5:最近舗装されたと思しき路面に、
 早くも自然の触手が手をつけ始めている。
 この県道が土に還るのも時間の問題のようだ。
6:さっきのシエンタはこの道を通っていったの
 だろうか?

r677は、全体的に細いといっても路面はある程度整っているので、特別走りにくい道ではなかった…途中まではね。
写真5の辺りからいきなり悪路が牙をむきはじめる。小枝を車軸に巻き込まないよう、慎重に走行する。
ちなみに勾配は10パーセント強と、以外にキツイ。

7:しばらくすると、r668とぶち当たる。
ここに来ると車の騒音も聞こえてくる。
8:振り返って撮影。9:r677全線で唯一のヘキサ看板。
柘植から25分程度でr677も終点を迎える。写真7で関町r668と合流する。こちらでは親切に看板(小さいが)やヘキサ看板も設置されていた。
ちなみにr677はこれで全走となるのだが、ヘキサ看板があったのはここだけである。せめて柘植側にも設置してくれんもんか、三重県さん。

10:r668関大山田線。全線2車線の快適ロードである。11:蝙蝠峠。名前からして怪しいが…
r668に入ると一気に路面が変わる。ほとんどが2車線で凹凸のない快適な路面だったのだ。
少し進むと、写真11の『蝙蝠峠』に到着。切り開けたところだったので明るい場所である。ここからR163まで下りである。
ここの下りで最高速度60km/hを記録。こければ天国まっしぐらだったろう。
ちなみにここの峠付近に、二輪ライダーの集団(その数40あまり(!!)に出くわす。
一人ずつ出走していたところからして、おそらくタイムでも計っていたんだろう。

なお、看板には『伊賀市』と書かれているが、厳密に言えばここは大山田村である。恐らく最近になって合併されたんだろう。
合併されたことなんか知らんので、ここでは旧名のまま行かせてもらいまふ。

12:高良城林道。13:いよいよ萌えてきた14:風車があるんだけど…見えねぇ..orz
R163に合流し左折。すぐに右折して高良城林道を走る。『→青山高原』の看板があったので、まず迷うことはない。
写真12〜14は、高良城林道の一部分。
見てわかるとおり、全線舗装の快適ロードである。たまーに巨石が転がっているが、登りなので気を使うことはない。GJ!!!
写真14で、青山高原名物の巨大風車が見えてくる。画面中央の山のちょい左側にあるんだが…

15:風車の登場。16:一瞬何いってんのか分らんかった。17:青山高原入り口。
高良城林道もそろそろ終わりそうだというところで、風車が間近に迫ってくる。写真15の風車は、写真14で見えていた風車である。
この日、風が非常に強く吹いていたので、思いっきり回っておりました。
風車エリアを越えると高良城林道は終了し、r512が現れる。T字路なのだが、案内標識が一つもない。さあどっちだ。
地図見ても、分岐点がいっぱいあるので現在位置がつかめず(その道がr512であることすら分らなかった)、結局勘を頼りに左折。
しかし正解は右折だった。その間数キロほど下ってしまい、また登りなおすハメに…
どうやら三重県は、案内標識をむやみやたらに設置しない県のようだ。ここまで表示がないのはヒドイ。

で、写真16は、その間違えたルートでたまたま見つけたもの。
パッと見何の事だか分らんが、解読するとこうである。『曲がり曲がって七地獄七曲 急ぐお方は天国へ』 …なかなか味のある文句である。

18:ダイナミックな風車。19:山頂にある展望台。
r512青山高原スカイラインには、このような風車がいくつも点在している。路面も見通しが利くのでドライブにはもってこいである。

20:r512からr755へ。21:たちまち悪路と化す。22:またもや案内看板なし。
青山高原を下り、r755へと左折する。写真20がそれの入り口。
3KMほど先に青山高原保健休養地というところがあり、そこまでは1.5車線の走りやすい道路が続く。(勾配は10パーセント強だが^^;)
ちなみにここで生きた蛇を轢いてしまった。おえ。

休養地を越すと途端に悪路となる(写真21)。
ちなみにここで写真撮ってたら、前から軽に乗った老夫婦がやって来て、おもむろに道を尋ねてきた。
R165に向かう途中に道を逸れてこんな所までやってきたらしいのだが、どうやったらR165に向かうのにこんな道に入り込むんだか。
そういった疑問の念を抱きつつも、とりあえずこのまま行けばR165に行き着くよ程度の助言を与えてやった。

写真22でr670との交差点へとやってくる。
本当はここで右折してそのままr755を進まなければならなかったのだが、例のごとく案内看板がなく全く分らなかったので、
またもや勘を頼りに左折し、遠回りを余儀なくされたのである。


23:r29との交差点。やはり看板はない。24:昼の3時なんですけど…25:ここに来たことを一番後悔させてくれた道。
何度も道を間違いながらも正解ルートを探り当てて突き進む。これがかなり体力使うもので…

r670を下ると、r29の交差点にぶち当たる(写真23)。ここを右折して、青山リゾートを目指す。

2時ごろに、r29布引峠の青山リゾートに到着し、すぐさま左折、r755を通る。で…そのr755の一場面を撮ったのが写真24なのだが…
昼の3時なのにこの暗さは尋常ではない。
しかも路面がひどすぎる。なぜかセンターだけ舗装されておらず、そこから砂利石があふれ出ている。
これが、進むにつれてだんだん悪化し、最終的には全て砂利石で埋まってしまった(写真25)
しかもこの時なぜか小雨がぱらつき始め、久しぶりに『危険』を感じた。こんなトコからはさっさと抜け出したいものだ。


26:桜峠。27:r755を振り返ってみる。28:r39とr29の交差点。
しばらくするとr39と合流する。その交差点が、ちょうど『桜峠』と呼ばれる所である(写真26)
写真26の右が、走ってきたr755。その右方向を改めて見てみた図が写真27なのだが……これはもはやダートである。
こんな所に入っていこうなんて考えるのは、林業関係者か地元者かマニアぐらいなもんだろう。

しかしまぁ……パンクなしでよく抜けれたもんだ…自分の自転車の強度に感謝しつつ、r39を下っていったのでした。


ちなみに写真26の左側にもr755が伸びており、実は当初の予定ではそこも走ろうと思っておりました。
しかし、さっきの悪路に精神が完全にやられてしまい、体力も限界に近づいていたので、そんな気分にはなれませんでした。
見たところ、荒れた路面は相変わらずだったので、恐れ多くて近づけませんでした。ほえ。


さて、r39は全線2車線(1.5車線あり)の快適ロードだったので苦もなく突破。さすがに二桁県道は違うなぁ。
それからR165・R163二つの国道をまたにかけて大山田村でr2に入り、そのまま非名阪に出て余野公園に帰還。
針テラスの都祁温泉フィットネスバードで温泉に浸かって無事帰宅、青山高原ツーリングは見事に終了しましたとさ。